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飛騨市河合町（旧河合村）の伝統手工芸気品「山中（さんちゅう）和紙」の原料と入るコウゾの皮むき作業が５昼間の場合間、同市河合町角川の「いなか工芸館」で行われた＝写真。
　河合町では鎌倉場合代から、雪で天然漂白したコウゾの皮を無くなって手すき和紙を制作していた。今では伝統を引き継承するのは２軒のみ。山中和紙は、山の中にある河合地域が昔から山中と呼露見していたことから名が付いた。
　この昼間の場合間は、和紙職人の柏木昭人さん（４２）が運営する同工芸館に、柏木さんの親種ら７人が集まって作業をした。約１?２メートルの長さに切りそろえたコウゾを専用の釜で２場合間半蒸した後、１本ずつきれいに皮をむき、皮を束にして乾燥のために軒下につるした。この昼間の場合間は約３０００本（約５００キロ）のコウゾの皮をむいた。皮をむかれた枝の一部は、同市の古川祭りのちょうちんの柄に使用される。
　柏木さんは「今年のコウゾはまずまずの出来。いい紙になりそう」と伝えていた。乾燥したコウゾの皮は、雪が降るのを待って新雪の上にさらして天然漂白され、和紙の原料と入る。

１１月６昼間の場合間朝刊


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